四月は君の嘘(実写版)レビュー
今をときめく?広瀬すずの魅力が詰まった人気漫画の実写化作品。
山崎賢人扮する主人公はピアノの才能溢れる高校生、しかしトラウマから鍵盤に向かうことが出来なくなってしまっている、そんなある日広瀬すず扮するヒロインとひょんな事から関わることになるが彼女には秘密があって、、、
と言うある意味王道のストーリーです。
個人的に実写はどんなに頑張っても原作、もといアニメを超えることは出来ないと思っていますがそんな中でちはやふる同様この四月は君の嘘もそれなりに良い出来だったのではないでしょうか。おそらくストーリーや設定的に実写と相性良かったんだと思います。
と言いつつも恥ずかしながら私は原作、アニメ共に未視聴なので比較することは出来ないのですが単体の作品としてはとても楽しめました。
この手の作品は
結末を誰もが予想出来る中でどのようにして視聴者に感動してもらうか
が肝になっていくと思います。
その点において結末は予想通りにも関わらず涙脆い私は涙してしまったのでマル。
と言うより広瀬すずの演技が純粋で素晴らしかったです。
わかりやすく言うと実写という限られた枠内でいかにも昨今流行りのお涙頂戴のストーリー展開は観る人によっては またかお腹いっぱい と思ってしまうかもしれませんがそんな人ですら広瀬すずの透明な演技には頭ではわかっているのに思わず心を打たれてしまう、という広瀬すずを全面に押し出した作品です。